世界は意外とせまい

海外を転々としており、昨年3月からコロナ禍でミャンマーでの娘と子連れ単身赴任を終えて実家に帰ってきました。久しぶりの日本の生活、バイリンガル子育て、日本や世界の時事問題など気になることをつらつらと書いています。

娘がミャンマーのセレブ校に転校した。

昨日から、娘は新しい学校(インター)に移りました。ミャンマーのインターはほとんどが8月が学年度始まりです。

 

今までもインターの幼稚園だったのですが、これまでゆる〜い感じのこじんまりした学校でしたが、今度の学校は、ミャンマーでもっとも歴史があるインターナショナルスクールです。この学校、本当はそんな大層な学校に入れる予定はなかったのですが、夫(海外在住)が休暇でミャンマーに来ていた際に少しヤンゴン市内の学校を回ってもらった結果、夫が気に入ってここに入れることになりました。

 

確かに設備もものすごく整っているし(学校内にクリニックがあったり)、先生も手厚くて、12名のクラスに担任が2名、そのほか体育、音楽は専任の先生がいたり、時間割の中にGlobal Studies(世界学?)みたいなのがあったり、まあ最先端な感じ。なんか幼稚園から大学まで公立で通した私にはちょっと違う世界です。

 

そして、入学前日のオリエンテーションの際に目立ったのが、着飾るミャンマーの父兄の方々。入学式ではなく単なるオリエンテーションなので、欧米系は概してラフにTシャツとレギンスとかの横で、結婚式かと見まごうようなすごいキラキラのロンジーミャンマーの民族衣装)を着ている方々が眩しい〜〜〜〜。

 

そう、ミャンマーの政府高官やらセレブのご子息がみんな通っているみたいです。先生やりにくいだろうな、軍閥の息子とかが生徒だったら(笑)

 

学校の雰囲気はとってもいいです、みんな優しいしフレンドリーだし。ただ、この先生も、職員も、生徒もその父兄もみんなみんなこの学校の一員であることをものすごく誇りに思っていて、自信に満ち溢れた余裕がある感じ、なんとも言えないですが、エリート社会特有のこの感じが「グローバルな庶民」を目指す(というかにしかなれない)私にはなんとも言えない違和感とも言えない言葉に出せない感覚を覚えます。

 

まあ、娘は校庭に遊具がいっぱいあってものすごい気に入っているようなので、まずは良しとします。