My古墳ブーム、来るかも。〜古墳群が世界遺産登録へ〜
小学校の時の社会の時間で習ったあのでっかい前方後円墳。あの古墳を含む古墳群が世界遺産登録されるようですね。
自称考古学好きの私、エジプトを6週間バックパックでひとり旅とかしたこともありますが、正直古墳って結構ノーマークでした。
でも、それって私のせいだけじゃない気がします。古墳の多くは天皇家の墓とされているため、宮内庁が厳重に管理していて、もちろん一般公開もほとんどされていないみたいです。
色々調べられると日本書紀とか古事記とかの記述と矛盾することがボロボロ出てくるから、まずいんでしょうか?
例えば、昭和の小学校で「仁徳天皇陵」と習ったあの最大級の前方後円墳は、今は「大山(だいせん)古墳」と呼ばれているらしいですね。なぜなら、仁徳天皇の陵墓と言っているのは宮内庁だけで、研究者の中では仁徳天皇の墓だと言っている人はほとんどいないとか。そもそも仁徳天皇が存在したこと自体、歴史的な検証からはかなり怪しいみたいですね。
それなのに、今回古墳群を世界遺産に登録するにあたって推薦状には「仁徳天皇陵」として記載されたとか。
うーん、詐欺っぽさが拭えない。
でも、もうこの辺、神話の世界だから致し方ないのかもしれませんね。ベツレヘムの聖誕教会だって、立派な世界遺産ですもんね。
そいえば、この聖誕教会で、隣で弱々しく腰の曲がったおばあちゃんが、突然マリアの乳がこぼれたとされる岩のシミに向かって、スライディングして祈り始めたのにたまげました(余談)。
ところで、実は古墳って日本全国に16万基もあるらしいです。もう、ちょっとその辺歩けば古墳にぶつかるくらいの勢いで古墳ってあるみたいです。
早速、実家近くでGoogleマップで古墳と検索してみたら、ドワーーーーっと出てきました。もう、ドワーーーーーーーっと。
一番近くは、実家から歩いて10分くらいでした。
今度実家に戻ったら、近所の古墳めぐりしてみたいと思います。