世界は意外とせまい

海外を転々としており、昨年3月からコロナ禍でミャンマーでの娘と子連れ単身赴任を終えて実家に帰ってきました。久しぶりの日本の生活、バイリンガル子育て、日本や世界の時事問題など気になることをつらつらと書いています。

コメづくり(その2)苗床づくり

コメづくり第2回目は、4月初旬。2週間前におとづれた時は、七草粥ができるくらい春の草花でいっぱいでしたが、今年は暖かくてすでに初夏の初めの頃のような陽気。

 

初回説明会でいただいた種籾(たねもみ)を1週間前から水に浸しておきました。こうすると芽が出やすくなるそうです。

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水に浸した種籾。浮いた種は捨てます。この状態で、7日間涼しいところに置いておきます。

それぞれ水に浸しておいた種籾を種類ごとに集めます。今年は、コシヒカリ、ノオリン一号、古代米の赤米、黒米、緑米も育てます。発芽してしまうと、成長がバラバラになってしまうので、もみがふっくらするくらいがちょうど良いらしいですが、今年は暖かかったので、結構芽が出てしまっている人がいました。

 

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集めた種籾ちゃんたち。

田んぼは深いところだと、膝上まで泥があるところがあるので、普通の長靴では太刀打ちできません。そこで、田んぼ用の長靴というのを買ってしまいました。

item.rakuten.co.jp

高っ。そして、これがなかなか見つけるのが難しい。そもそも、最近の米農家さんも農作業が機械化が進んでいるので、こんな長靴履かないそうです。ここまで投資して、後には引けないという気負いも持って、いざ、田んぼへ。

 

田んぼ、手強いです。ぬかるみ歩くって、こんなに大変なんですね。もう、一歩一歩を大根抜くみたいに脚を手で引っ張りながら進む感じです。確実に筋肉痛。この中で、くわを持って、苗床の高さを作っていきます。でも、なんせ泥なんで、かいてもかいても、だら〜っとなるのをめげずに高さを出していきます。

 

そして、種籾を巻いて、ぺたぺたと表面を軽く手で押して、泥を少し被せます。ここは子供達も参加させてもらいました。汚れるのが嫌いな娘はすごい嫌がっていましたが、一応ぺたぺた。一年かけて泥嫌いを克服してくれ。

 

その後、竹で苗床の上にアーチを作り、ビニールシートを被せて出来上がり。写真撮るの忘れてた。というか、泥との格闘で、そのころは写真どころじゃなかった。残念。

 

次回は、5月、田おこし・代掻きと苗取り・田植えの2回にわけてやるそうです。