世界は意外とせまい

海外を転々としており、昨年3月からコロナ禍でミャンマーでの娘と子連れ単身赴任を終えて実家に帰ってきました。久しぶりの日本の生活、バイリンガル子育て、日本や世界の時事問題など気になることをつらつらと書いています。

ミャンマー人の優しさ。

今日は、娘の5歳の誕生日でした。と言っても、誕生日当日の今日は特に何もしない予定でした。今年は一風変わった祝い方をしようと考えており(この件については、後日、ご報告したいと思いますが)、また、すでにプレゼントは一緒に選んで買い与えていたし、土日に大きなケーキを予約していたし、平日で私は仕事なので。我が家のナニーもすでにプレゼントを色々買ってくれていたので、今日はちょっと我慢してもらって、週末にきちんとお祝いしてあげようと思っていました。

 

そうしたら、帰宅するとナニーが風船やらデコレーションやらケーキをサプライズで用意してくれてて、娘の部屋の天井が風船だらけになっていました。娘は大喜び。

 

それだけでなく、レジデンスにあるキッズルームで働くお姉さん二人からもプレゼントをもらっていました。でっかい着せ替え服がたくさん入ったお人形。このキッズルームのお姉さん、月給は1万円くらい。毎日、ものすごい節約しているのを知っているので、本当に驚いたし、ありがたいやら、申し訳ないやら。おまけにレジデンスの他の職員は、土曜日にケーキを配るというので、プレゼントを用意して待っているとか。

 

ミャンマーに来て3年目になりますが、この国の人たちの寛容さ、暖かさには本当に頭が下がります。本当にこんな人たちはまだこの世にいたなんて。そこにまた、ミャンマーの人々の強さだとも思う。

 

この国では子供は親だけではなく、本当にコミュニティみんなで育てるんだなと思います。娘の幼少期をこんなに暖かな人たちに囲まれて育てられて、本当に幸せだなと思います。

 

私も、少しでもミャンマーの人のように優しくなれるよう努力しようと思いました。