世界は意外とせまい

海外を転々としており、昨年3月からコロナ禍でミャンマーでの娘と子連れ単身赴任を終えて実家に帰ってきました。久しぶりの日本の生活、バイリンガル子育て、日本や世界の時事問題など気になることをつらつらと書いています。

ダイエットという名の修行。

4月からダイエット中です。もともとあまり体重の増減がない方で、あまり体重を意識することもなかったのですが、ミャンマーでの運動皆無の生活がたたったのか、アラフォーの呪いがついに私にもかかったのか、洋服はキツくなるし、体重もこれまでより5キロ近く増えて、しかも痩せないという状況が半年くらい続いて、ついにやばいと。

 

実は、体重よりも気になるのが、下半身太り。特にお尻と太ももがやばい。元々上半身とひざ下に比べて腰回りと太ももが太いことがコンプレックスでしたが、最近は本当に人間の体とは思えないボディライン。重量半端なく感じています。地球が半分くらいの大きさだったら良かったのにと本気で思う日々。優しい夫は、全然気にすることないと言ってくれますが、もう気になりだすと全く気休めにもなりません。

 

結論としては、40過ぎたらこれまでの食生活と運動量では体型を維持するのは不可能であるということ。

 

本当は4月の一時帰国の時に、「日本帰れば歩く機会も多いし、和食食べてたら痩せるかも」という淡い期待があったのですが、実家でせっせと母の作るご飯を食べていたら、3週間いたのに全く痩せませんでした。

 

そこで、ミャンマーに戻ってから一念発起。食事と運動について生活を改めることにし。

 

まずは、食事。最初は夕食を抜くという生活を頑張ってみたのですが、やっぱりお腹すきます。お腹すいて夜中に目が覚めたりしたので、これでは意味がないと思い、夜は炭水化物なし、基本野菜たっぷりのお味噌汁とかサラダとかを食べることにしました。たまに夜は脂肪燃焼スープを作って食べています。今日はサラダにしました。

 

↓このサイトとかを参考にしています。

夜を自己流「脂肪燃焼スープ」に変えただけ!1週間で-2.5kg、私の駆け込み体験- 記事詳細|Infoseekニュース

 

後は、朝ごはんは今までトースト半枚とコーヒーのみだったのを、プレーンヨーグルト・果物・ミューズリ・ナッツを入れてしっかり食べるように。おやつはやめて、スティック野菜とチーズ、それからミックスナッツ(ローストされていないもの)をつまむようにしています。

 

食事を変えてから、不思議と今まで無性に食べたくなっていたポテチとかを食べたいという気持ちが全く消えました。また、揚げ物とかも自然と避けるように。別に制限をかけているわけでもないのに、脳内で食べてちゃいけないもののプログラミングがなされたみたいで、脂っこいものを見ると自然と避けようという思考に変わりました。

 

問題はね、運動の方。食事制限は元々あっさり味で健康的な食べ物が好きなのであまり問題ではないのですが、運動がね、本当に嫌いなんです。体動かすというのが気持ちいいというその感覚が分からない。週3回ジムに行くといった課題を課したら、絶対、「明日にしよう」と言って、結局行かなくなるのがこれまでの経験から目に見えていました。

 

そこで、行き着いたのは、運動を定期的にするのではなく、運動を日課とするという逆の発想。仕事の都合や日程に左右されないように、基本毎朝朝5時に起きてジムに通うことにしました。ジムといっても、トレッドミルで傾斜付きで早歩き15分、クロストレーナー15分、その後、スクワットなどの下半身筋トレ3種、太陽礼拝3−4セットと軽いもの。これでも小一時間かかります。

 

それでも、最初の頃は運動なんて最近したことなかったので、眠いし疲れるしで朝からぼーっとだるい日が続いていました。朝もまだ暗いうちに起きるのが辛く本当に続きのかなぁと思っていました。

 

そんな時、運動の後自分でストレッチをしていたら、ジムで朝番で働くミャンマー人のおばちゃんがいるのですが、そのおばちゃんがいつからか毎回ストレッチを手伝ってくれるようになりました。おばちゃんは硬くなった筋肉をストレッチしながら揉みほぐしてくれるので、この運動の後のストレッチがものすごい気持ちいいです。おばちゃん英語が全然できないので、全く言葉のコミュニケーションはないのですが、毎朝おばちゃんのストレッチをご褒美のように楽しみにしています。自分がジムに行っていることを認知してくれる人がいるというだけで、この「見られている」という感覚が、ジムに毎日通話なきゃという意識にも繋がりました。まして、頑張った後はストレッチのご褒美付き。きっと今までジムが続いているのも、このおばちゃんのお陰。おばちゃん、ありがとう。

 

というわけで、ダイエット開始から約2ヶ月経ったのですが、結果はどうかというと・・・。

 

分かりません。

 

というのも、元々体重を計る習慣がなく、そもそも体重計も家にない。体型とかもメジャーで測ったりしていないので、効果があったのかは目視?でも毎日見ている体なので、変化があったかは良く分かりません。

 

これも、私なりの考えなのですが、ダイエットって絶対痩せる波とかがあって、体重計とかに乗るとそれが癖になって減らない体重にいらいらしてやる気がなくなったり、0.5キロ単位の増減に落ち込んだりとするのが嫌だったので、思い切ってそういうことはしないことにしました。

 

自分が決めた決まりごとをただ毎日実施することのみに集中していれば、きっと結果は後からついてくるものと考えるようにしています。言ってみれば、私のダイエットは修行みたいなもの。

 

とはいえ、4月前に仕立屋さんに出したロンジーミャンマーの民族衣装。ここでは日常的に着ています)が、ダイエット開始から少しして受け取りに行ったらぶかぶかで全て詰め直してもらわなければいけなかったので、ちょっとは効果があったのだと思います。でも、こちらに来て最初に作ったロンジーはまだファスナーが締められません(涙)。ここが腰回りの肉の呪いがまだかかっている証拠ですね。ミャンマーを去るまでに、最初のロンジーが着られるようになることを願って、今日も修行に励んでいます。