世界は意外とせまい

海外を転々としており、昨年3月からコロナ禍でミャンマーでの娘と子連れ単身赴任を終えて実家に帰ってきました。久しぶりの日本の生活、バイリンガル子育て、日本や世界の時事問題など気になることをつらつらと書いています。

娘の成長

娘の成長を見ながら、そろそろ自分の幼少時の記憶がある月齢になってきたので、娘を見ながら、ああここは似てるなとか、全然違うな、とか思うことがよくあります。

 

明らかに違うのは娘の方が明らかに女の武器の使い方を知っていること。ハーフということもあり、小さい頃から周りに「かわいい。かわいい」と言われて育ったせいか、きっと自分が可愛いということをこの子は知っているなと思います。ものをねだる時の「お願い❤️」みたいなとき。こういうの、他人の子供がやってたらイラってくるんでしょうかね?自分の子供は自分としてもとっても可愛いので、娘の作戦に引っ掛かりまではしないですが(夫は完全にハマっていますが、笑)、「あー、またやっているな〜」と思うくらいでむしろそのあざとさが面白いなと思います。

 

私は小さい頃から男勝りだったので、あんまり自分を女の子だと意識したことがありませんでした。なので、そういうあざとい仕草とかは思いつきもしなかったと思う。この辺りが自分とは違うな〜とよく思います。

 

悪いことばかりではなくて、娘は周りから愛情をいっぱい育ったのが功を奏して、周りにいるお友達にはみんな親切です。インターに通っているので、日本から来たばかりで英語が話せないお友達が転校してくることがよくあるのですが、そうした際はなんとなくいつも近くにいてあげてクラスになじむようになるまで一緒に遊んであげたりと、なかなか頼りになるみたいです。馴染んだ後に他のお友達と仲良くなったりすることにも特になんとも思わないみたいですし。この辺りは自己肯定感の高い子の強みだなと思います。なので学校でも人気者の方だと思います。

 

そして昨日、職場や業界関連のママ友とランチをしました。その中に、男の子二人の兄弟がいるのですが、上の子は7歳、したの子は娘と同じ5歳ですが、この下の弟ちゃんは体が小さくて3歳くらいにしか見えないので、娘は赤ちゃんだと思っているみたいです。その子と娘が手を繋いで歩いている時、弟君は一生懸命、前後のシチュエーションがわからないのに、一場面だけをやたら詳しく話すので全く内容がわからないという類の5歳特有のお話を娘にしているのを、おそらく全く理解していないのに一生懸命頷きながら聞き入っている娘を見てほっこりしました。

 

それを見て、自分が幼稚園の時にいた舌ったらずの同級生が一生懸命私にサンタクロースのレコードの説明をしてくれているのを全く理解していないのに「分からない」というのがかわいそうで一生懸命分頷きながら分かったフリをした自分を思い出しました。

 

子供の時の記憶って不思議ですね。本当に他愛もない一場面なのにものすごく鮮明に覚えています。おそらく、相当自分は困っていたんだなと思います(笑)。

 

娘のこれからの成長が楽しみですが、ずっとお友達と仲良くできる子に育ってくれると良いなと思います。