世界は意外とせまい

海外を転々としており、昨年3月からコロナ禍でミャンマーでの娘と子連れ単身赴任を終えて実家に帰ってきました。久しぶりの日本の生活、バイリンガル子育て、日本や世界の時事問題など気になることをつらつらと書いています。

意外に難航。新しいバイオリンの先生探し。

幼稚園にも慣れてきたので、娘のバイオリンのお稽古も再開すべく先生を探していますが、これがなかなかの難航ぶり。近所にある有名な音楽教室はすでに定員いっぱい。やっともう一つの音楽教室の先生を見つけたのですが、これが結構な高齢で、意思の疎通が・・・。そして、生徒さんも大人(=シニア)な方が多いようで、元気いっぱい、練習きらいの5歳児にはなかなか厳しそう。という事で、他の先生を探しています。

 

私が子供の頃、ピアノやバイオリンの先生と言ったら、良いとこお嬢様が独身中に実家で教えるみたいな方がほとんどでした。それが、今では先生も一回り子育て終わり、生徒さんも同じく一回りして、みたいな年層の人がどうやら増えているのでしょうか。

 

そして、バイオリンを学ぶ子供そのものが減っているのかもしれないなと思いました。そもそも、習い事の選択肢が広がっているというのもありますが(今の流行はプログラミング教室とかですかね)、バイオリンそのものが現代の家族にはあまりそぐわないのかもしれないとふと思いました。

 

ピアノと違って、バイオリンって5歳くらいまでには始めていないとなかなかきちんとは弾けるようにならない、音がきちんと出せるようになるまで半年くらいかかると、そもそも子供にかかなり難易度の高い楽器です。そして、最初の数年間は親も付きっきりで一緒に学びながら、練習を見てあげないと、レッスンにならないという親にとっても過酷な楽器です。当時、子連れ単身だった私も、相当娘がバイオリンを始めるのを悩んで決めました。仕事をしていたので、優秀なナニーがいてくれなかったら、無理だったと思います。そんな楽器なので、自分も共働きの家庭だったら、「そんな余裕ないわー!」とキレていたかもしれません(誰に?)。

 

10数年ぶりに帰国して、やはりこんなところでも、変化を感じました。